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研究に関するホームページ上の情報公開文書

研究課題:大学病院における統合失調症患者に関する薬物療法の処方実態調査(2013年と2017年を比較して)
藤田保健衛生大学医学研究倫理審査委員会受付番号:HM18-196

1.研究の対象
2013年と2017年の各年10月1日時点の当院での統合失調症患者の方

2.研究目的・方法・研究期間
統合失調症患者の薬物療法は非定型抗精神病薬による単剤処方かつクロルプロマジン(CP)換算値で1000㎎以下の処方が望ましいとされていますが、多剤併用ならびCP換算1000㎎以上の処方もしばしば見られます。また、近年統合失調症の症状をコントロールし、再発・再燃を予防するための剤形選択の一つとして持効性注射剤(LAI:long-acting injection)が注目されています。そこで本研究では、藤田保健衛生大学病院での統合失調症患者における薬物療法の実態を把握することを目的としています。対象は2013年と2017年の各年10月1日時点の当院での抗精神病薬内服中の統合失調症患者様とし、患者様の抗精神病薬単剤率及びCP換算、睡眠薬・抗不安薬・抗パーキンソン病薬の併用率、LAIの処方率を調査します。本調査の研究期間は本学倫理審査委員会承認より2020年3月31日までとします。

3.研究に用いる試料・情報の種類
患者基本情報:年齢、性別
薬剤情報:各年における抗精神病薬の種類、総投与量(クロルプロマジン(CP)換算)、併用薬(睡眠薬・抗不安薬・抗パーキンソン病薬)有無、薬剤ごとの処方率。

アーテン2mg、アキネトン1mg、アモバン7.5mg、インヴェガ3mg、インヴェガ6mg、インプロメン細粒1%、インプロメン錠3mg、ウィンタミン錠25mg、エビリファイ錠3mg、エビリファイ6mg、エビリファイOD12mg、エビリファイ内用液0.1% 6mg/包、エビリファイ持続性水懸筋注用シリンジ300mg、エビリファイ持続性水懸筋注用シリンジ400mg、オーラップ錠1mg、クロザリル25mg、クロザリル100mg、コンスタン0.4mg、ジプレキサザイディス錠5mg、ジプレキサ細粒1%、ジプレキサ錠5mg、セディール錠10mg、セパゾン錠2mg、ゼプリオン水懸筋注25mg、ゼプリオン水懸筋注50mg、ゼプリオン水懸筋注75mg、ゼプリオン水懸筋注100mg、ゼプリオン水懸筋注150mg、セルシン錠2mg、セルシン錠5mg、セレネース錠1mg、セレネース錠3mg、セロクエル細粒50%、セロクエル100mg、ソラナックス錠0.8mg、デパス細粒10mg/g、デパス錠0.5mg、デパス錠1mg、ドグマチールカプセル50mg、ドグマチール細粒500mg/g、ドラール錠15mg、トロペロン細粒10mg/g、ハルシオン錠0.25mg、フェノバール100mg/g、ベンザリン錠5mg、ペントナ錠4mg、マイスリー錠5mg、メイラックス錠1mg、ユーロジン錠2mg、リーゼ錠5mg、リスパダールOD錠1mg、リスパダールコンスタ筋注用25mg、リスパダールコンスタ筋注用37.5mg、リスパダールコンスタ筋注用50mg、リスパダール細粒10mg/g、リスパダール内用液1mg/mL(0.5mL/包)、リスパダール内用液1mg/mL(1mL/包)、リスミー錠2mg、リントン細粒10mg/g、ルーラン錠8mg、ルネスタ錠1mg、ルネスタ錠3mg、レキソタン錠2mg、レキソタン錠5mg、レボトミン錠25mg、レボトミン散100mg/g、レンドルミンD錠0.25mg、ロゼレム錠8mg、ロドピン錠25mg、ロナセン錠4mg、ロヒプノール錠1mg、ワイパックス錠0.5mg

4.外部への試料・情報の提供 
 なし

5.研究組織
本学の研究責任者:
藤田保健衛生大学医学部 臨床薬剤科教授:山田 成樹(やまだ しげき)
TEL:0562-93-2208 FAX:0562-93-4537 E-mail:syamada@fujita-hu.ac.jp

本研究は本学の医学研究倫理審査委員会で審査され、学長の承認を得て実施されています。また、本研究の対象になられる方で、ご自身のデータの利用を除外してほしいと希望される方は、上記問い合わせ先までご連絡下さい。速やかに研究対象から除外いたします。なお、除外のお申し出により患者様が不利益を被ることは一切ございませんのでご安心下さい。

【問い合わせ先】
藤田保健衛生大学医学部 臨床薬剤科
教授:山田 成樹(やまだ しげき)
TEL:0562-93-2208 FAX:0562-93-4537
E-mail:syamada@fujita-hu.ac.jp